八千枚大護摩供
八千枚大護摩について 八千枚大護摩供とは、お釈迦様の八千回に及ぶ苦行を真言加持力により一昼夜に凝縮して、自らの命を懸けて行う修行です。真言密教の数ある修行の中で最大の荒行であり、最高の秘法です。行者は、一日三座の不動護摩を焚きます。結願の一週間前からは断食をし、不動明王のご真言を十万遍お唱えし、最後の一座で八千枚の護摩木を焼き尽くします。 我々は知らずのうちに業を作っています。業というのは、その人が生きてきた中で行ってきたことです。しかし、人は誰も知らないところで人を傷つけてしまったりして悪い業を作ってしまっています。焼八千枚大護摩供では、お参りする人の業を燃やし尽くしてリセットします。 この機会に燃えさかる護摩の炎で煩悩を焼き尽くし、心を鎮めて、